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むし歯になった原因は?むし歯になりやすい食事の摂り方と予防方法について
皆さんこんにちは。
もてき歯科医院です。
むし歯は、お口の中に住みついているむし歯菌が作り出した酸によって、歯が溶かされていく病気です。
むし歯になって侵された歯は、治療によって詰め物・被せ物で補うことはできますが、完全に元の歯に戻すことはできません。
また、治療後もむし歯が再発・再治療するケースは多いのです。
そのため、むし歯治療と再発を繰り返し、最終的に歯を失ってしまうこともあります。
大切な歯を守るために、むし歯の原因や、食事の取り方・予防方法を知っておきましょう。
むし歯になってしまう原因は?生活習慣の見直しが大切
むし歯は感染症の1つですが、むし歯になる原因は生活習慣病に似ています。
むし歯菌はほとんどの人のお口の中に住みついていますが、すべての人がむし歯になるわけではありません。
むし歯菌がエサにしている糖分を普段からたくさん口にしていたり、歯磨きが不十分で糖分や歯垢がお口に残っていると、むし歯になりやすくなります。
つまり、同じような環境で暮らしていても、普段の食生活や歯磨きの仕方でむし歯のリスクは変わるのです。
また病気などで免疫力が低下しても、むし歯菌を抑えられなくなり、むし歯になりやすくなります。
むし歯の原因はお一人お一人で異なります。
そのため、どんな原因でむし歯になったのかをつき止めることが、再発予防には欠かせません。
注意!むし歯になりやすい食事の摂り方
「どうしたらむし歯にならない?」と気になったら、「むし歯になりやすい食事を避けること」から始めましょう。
具体的には、次のような食事の摂り方をしないことが大切です。
◎糖分の摂りすぎ
むし歯菌はスクロースを始めとした糖分をエサにしているため、糖分を摂りすぎると増殖したり活動が活発になり、たくさんの酸を作り、歯を溶かしていきます。
砂糖がたくさん含まれているお菓子やスイーツはもちろん、炭水化物である白米やパン、パスタなどを過剰に摂取しても、酸がたくさん作られてむし歯になりやすくなります。
◎ダラダラと食べ続ける
3度の食事の合間に、ダラダラとお菓子などを食べ続けたり、糖分を含む飲み物を摂り続けるのもよくありません。
お口の中に食べ物が存在している時間が長いほど、口内環境が酸性へと傾き、むし歯菌の活動も活発化するからです。
◎食後に歯磨き・うがいをしない
食事を摂ったり甘い飲み物を飲んだ後は、お口の中に糖分がたくさん残っています。
ある程度は、唾液の自浄作用によって取り除かれますが、それにも限界があります。
ですから、食後は必ず歯磨きを行うようにしましょう。
出先で歯磨きが難しい場合は、うがいでお口の中をすすぐだけでも随分変わります。
具体的なむし歯の予防方法
食事以外でもむし歯を予防する方法はあります。
毎日の歯磨きの方法や生活習慣の見直しなど、具体的なむし歯の予防方法をご紹介しますので、参考にしてください。
◎食後は必ず歯磨きをする
お口の中に糖分を残さないように、食後は必ず歯を磨くようにしましょう。
歯を磨くと、むし歯菌が潜んでいる歯垢も減らせるため、よりむし歯予防につながります。
◎デンタルフロスや歯間ブラシも使う
歯と歯の間や歯と歯ぐきのつけ根などもキレイにできるように、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシも使いましょう。
特に歯並びが凸凹だったり、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい方は、デンタルフロスや歯間ブラシも使うのがおすすめです。
◎間食はできるだけ控える
食事と食事の間に間食を摂ると、むし歯のリスクが高まります。
間食はできるだけ控え、食べるとしても糖分が少ないものを選ぶのがおすすめです。
◎栄養バランスの取れた食事を規則正しく摂る
健康な体作りを心がけることで、むし歯菌などの細菌への抵抗力を高められます。
1日3回、栄養バランスの摂れた食事を規則正しく摂るように心がけましょう。
まとめ
歯は生涯使い続ける、大切な体の一部です。
むし歯治療を繰り返していると、将来歯を失うリスクが高まります。
大切な歯を守るために、むし歯の根本的な原因となる生活習慣をしっかり改善していきましょう。
もてき歯科医院では、むし歯予防を重視しています。
生涯自分の歯を使って食事や会話を楽しめるように、ご一緒に予防に取り組んでいきましょう。
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